風ちゃんが生まれてからマッヒーの様子がおかしくなった。
別に風ちゃんを嫌がったりいじわるをしたりするのではなくって、
その逆。
自分の気持ちを口に出さずにぐっと我慢してしまっているみたい。
そしてしきりに『マッヒー大きくなってお姉ちゃんになったの』と
言ってみたり。
ものすごく無理しているんだね。
私もパパも『お姉ちゃんなんだから!』とか『我慢しなさい!』なんて
1度も言ったことがないのに。
いつだってマッヒーを中心にしているつもりだったのに。
だけど昨日の夜、マッヒーの我慢が遂に爆発してしまった。
夜中に風ちゃんが泣き出したので私がおっぱいをあげていると
もそもそっとマッヒーが起きて私の隣に座った。
『マッヒー、うるさかった?起こしてごめんね。ねんねしてていいんだよ。』
と私が言うと、
『ううん、ねんねしない!』と言って、結局風ちゃんが寝るまで私のそばを
離れなかった。
風ちゃんをベビーベッドに寝かせてマッヒーのいる布団へ戻ると
突然マッヒーが声を上げて泣き出してしまった。
ビックリしてと言うか状況や原因がわからなくて急いでマッヒーを
抱きしめると、
『ママ、マッヒーだけ抱っこしてよ!風ちゃん抱っこしないでよ!』と
マッヒーは泣きながら私に訴えてきた。
私はものすっごく胸が痛くてしょうがなかった。
マッヒーは今、お姉ちゃんとして成長しようとしている時なのかもしれない。
でも、まだたったの2歳なんだ。
突然我が家にマッヒーの妹がやって来て、マッヒーは一生懸命
お姉ちゃんになろうと頑張ったんだね。
私が入院してやっと帰って来たと思ったのに、素直に甘えられなかった
んだよね。
私はマッヒーはすっかりお姉ちゃんになってるなんて勝手に都合良く
考えていたんだ。
マッヒー、わかってあげられなくてごめんね。
寂しくて辛かったんだね。
私はね、知らず知らずのうちにマッヒーを傷つけていたんだ。
マッヒーは褒めてもらうことで自分をもっと見てもらえると思ったの
かもしれない。
だから、良いお姉ちゃんでいようとしたんだ。
マッヒーは完全に愛情に飢えている。
こんな小さな体にストレスを溜め込んでそれに耐えていたと思うと
私は自分を責めずにいられない。
ホントにごめんね。
その出来事があってから、私とマッヒーは毎晩ぎゅっと抱き合って
寝るようになった。
マッヒーが私にとって何者にも変えられない存在であること、
ちゃんと伝わっているといいな。
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